組曲「キチガイ動画」についていろいろ

この記事は『Cha-KEN Advent Calendar 2021』(https://0724.tokyo/archives/30949280.html)に参加しています！
　

はじめに

　早いものでチャー研関連で大きな動きばかりだった2021年が終わろうとしています。ここでは主に今年のチャー研投稿祭にて投稿され、自分も参加させていただいた「組曲『キチガイ動画』」（以下、組曲）について裏話的なのをちょっとしたいと思います。ついでに見たいメドレー合作についても書きました。

組曲『キチガイ動画』について

　ご覧になっていない方はぜひ見てみてください！

　企画から約1年での投稿となりました。自分のところに招待をいただいたのは2020年の6月で、そこからは、合作はこうしてできていくのか…ということを生で見ることができ、とても勉強になりました。

　自パートは8分15秒頃のもじぴったんのところです。選曲には大いに悩みましたが、DSのもじぴったんを昔よくやっていたのでここを選びました。

　もともとはもじぴったんからその次のつるぺったんまで一人で担当する予定でした。しかし、うまく時間が作れず、合作に中途半端なものを出してしまっても申し訳ないので、主催のミツナリさんにお願いして半分に減らしてもらった感じです。南無三　ちなみに音声はちょっとだけ手を付けていたのでつるぺったんパートの裏の偽研の眼光だけは自分が作りました。参加者マイリスで音声担当になってるのはそういうことです。(ほとんどの音声はミツナリさんですが)　生かしてもらえてありがたかったです…

　初めての招待制の合作であり、音MAD見る専だった頃から知っているような錚々たる方々が参加していたのでどうしようと思っていたのですが、目的として 各参加者に ""少しだけ"" 背伸びをしてもらう、MAD製作に対する技術的・感覚的な引き出しを増やす といったものが掲げられており、よーし僕も(できる範囲で)頑張るぞー(弾丸滑降)という気持ちで比較的のびのびやれました。

　方針としては音声より映像で勝負しました。パートが決まったころからずっとプレイ画面の再現をしようと思っていました。まずジュラルの顔ステージをまずExcelでつくりました。しれっと写ってるドットスカイロッドはドット絵ナニカで作ってます。手抜きだな！！！

　その後ステージの上に文字のパネルを載せていきました。たしか35行くらいという恐ろしいほどのレイヤーを使っています。(絶対もっといいやり方があるでしょ)　

　パネルやえらぶくん、本などの高画質な素材が最新作のホームページや販促用ビデオの中にあったので素材集めは案外簡単にできました。フォントに関しても1文字ずつ本家から拝借しようと思っていたのですが、あまりに大変すぎるのでフリーフォントで雰囲気が似ているけいふぉんとでごまかしています。割といい感じですよね。

　チャー研に関係する単語だけでどうにかつなげてます。パートのたった10秒という超短い尺の中で、どうにか「ちゃーじまんけん」を作ることに成功しました。やったね
　ポイントとして「界隈ネタ」のようなものも交えることで令和らしさを出すことを意識しました。例えば「じまん」として最新流行の「俺は日本の～」を使ったり、2020年音MAD界隈でマツコDXが若干流行ったことを踏まえて「まつこ」を入れたりしました。怒り新党のオシャレねの映像を使えばよかったのですが、アニメのみの映像に実写が入るのが嫌だったのでカバゴンにテキトーにペイントでお絵描きしてマツコにしました。

直前のパートが「俺は～」をMADに登場させた第一人者(?)の乾パンマンさんだったため、2パート連続出演になるかと思いきや吉坂博士すら登場しませんでした。可哀想

　アイアン星回の魔王シーンの壁の変な模様を「こけ」扱いしたのは少し無理があったと思います。

 

こけ

　こうして自パートは立派に出来上がりました。今思うともう少し暴れてやれぇ(ジュラルモンス)しても良かったかな～っていう感じですね。ただ、元がしっとりめなパートなので激しい感じにするのはなかなか難しそうです。

　

　ちなみに合作のみならず自分が普段から気にしていることとして「一部が欠けている素材をそのまま使わない」というのがあります。このパートのらんらんのキャロンも既存のBBをそのまま使うと上は切れていて、左右も中途半端に欠けた階段の手すりが入ってしまいます。

　なんか嫌ですよね。こういう素材は　①画面いっぱいに広げる ②時限爆弾転送テレビの中に入れる ③描き足す　のどれかをしています。①は映像としてできることが減るのであんまりよくないですね。②は切り抜きがされていないものも、本編の素材のままここに入れてしまえば映像として割と様になるので便利です。③は辛いのでできればやりたくないです。その代わりできは良い感じにはなります。らんらんキャロンの描き足しは、Twitterを消してしまわれた某チャー研MAD作者さんが昔配布していたやつです。

今まで作ったやつで②③を実践してる例

　そんなこと言われなくても分かるわ！という方も多いかと思いますが、頭とか手足が切れてる素材はなんか可哀想なので言ってみました。

こんなメドレーが見たいな～、いつ飛ぶんですか？

　ここからはおまけです。個人的に見てみたいチャー研メドレー合作を挙げりゅ

① アンダーテエ゛エ゛ーイルメドレー

　かれこれ4年くらい見たいと思い続けてます。人気のMADも多いアンダーテエ゛エ゛ーイルシリーズのメドレー合作です。多分原作再現満載のかなり楽しいメドレーが立派に出来上がるでしょう。1つのゲームのみの楽曲ということで、キチモン合作みたいになるんじゃないかなという感じです。実現には、曲が多いため尺をどうするか、ルートを意識した構成をどうするか…など課題がありそうです。続編(?)のデルタルーンのチャプター2が公開されたいまがﾁｬｿｽ!な気もします。もう古いか。

② 最近のメドレーで…

　具体的にはおとめっどや、otomad-synthesis.midのメドレーが見たいです。おとめっどは、謎素材や内輪の合作が多いイメージですが、普通に音MADとして楽しい選曲で良いと思います。君たちの中にも佐助で見た人がいるだろう？ちなみにナッ誕におとなっくというのを出そうと思っていたのですが、deltaruneで作っているうちに忘れちゃってた、ごめんねー。

　otomad-synthesis.midも3年くらい見たいと思い続けてます。4年前のメドレーですが今でも様々なジャンルからメドレーが出ています。こっちも選曲が大好きです。ちなみに「組曲」の招待をいただいたとき、シンス合作にしませんか？と聞きました。ただ10年というテーマで見たとき組曲のチョイスが最もふさわしかったと思います。お許し下さい！

③ 昔のメドレーで

　おかし、②と言ってることが真逆じゃねぇか！と言われるかもしれませんが、「組曲」を見て改めて流星群とかでも見てみたいなと思いました。タイトルは流星君とか。

④ 若手メドレー

　これは具体的なことは全く決まっておらず、ネタ合作に若手チャーケニスト合作があるように音MAD合作でもやってみたらどうかという提案です。若手作者がいきなりすごい合作に参加して「あ～、よく分からないうちにﾓｳｵﾜｯﾁｬｯﾀ」とならないように、参加者を初投稿から３年以内とかの作者に絞ってゆるくやってみようという感じです。楽しそうですよね。

　こんな感じです。　あとはTINTONDO合作2も見たいですし、見たいものはいっぱいあります…　要するに合作どんどん見せてください！って感じです。これはキチガイ動画の概要欄にも同じことが書いてありますね。

　チャー研の記事と言っていいのか分からない感じになってしまいましたが以上です。

　明日は2021年に投稿されたチャー研MADで今年を振り返るみたいなやつです。明日の方が読みやすいと思います。みんな見てねー！